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最新・食物アレルギー
318 最新・食物アレルギー

最新・食物アレルギー

【著 者】

国立相模原病院臨床研究センター
病態総合研究部長
小児科医長   海老澤 元宏


B5判/58ページ/上製本
定価 1,995円(税込)
ISBN978-4-87981-121-9  
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定価1,995円(税込)
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  食物アレルギーがおこるメカニズムや診断法、アレルゲンの特定のしかた、治療法を、豊富な症例写真とデータで解説。著者は、厚生労働省「食物アレルギーの実態及び誘発物質の解明に関する研究」の主任研究者で、所属病院はアレルギー臨床医学の最先端を担っています。

 
 
  はじめに
・・・国立相模原病院臨床研究センター病態総合研究部長 小児科医長 
海老澤 元宏
 

 今から50年前には日本では「アレルギー」は、ほとんど問題になっていませんでしたが、現在では国民の3人に1人が何らかのアレルギーを持っているといわれています。日本や欧米などの先進国で非常に大きな問題となっており、工業化・文明化と「アレルギー」は密接に関係があるようです。アレルギーは年齢により症状が異なるかたちで現れることが多く、そのような現象を「アレルギーマーチ」と呼んでいます。食物アレルギーは、アレルギーマーチのうち最初に認められ、アトピー性皮膚炎を伴った形で発症してきます。食物アレルギーはわが国で以前からありましたが、最近15年ぐらいの間に急増しています。
食物アレルギーは1歳未満の乳児で最も多く発症しますが、厚生労働省の調査によると小児から成人まで幅広く認められています。最近では様々な食品にアレルギーが認められるようになってきた
のも特徴で、以前では見られなかった果物・野菜・芋類などによる食物アレルギーの報告もされています。



  1. 食物アレルギーとは
  2. 食物アレルギーのメカニズム
10   3. 食物アレルゲンについて
14   4. 食物アレルギーの自然歴
16   5. 食物によるアナフィラキシーとは
18   6. 新しいタイプの食物アレルギー
20   7. 食物アレルギーによる症状とは
23   8. 食物アレルギーの診断
42   9. 食物アレルギーの治療とポイント
44   10.食物アレルギーの予後
46   11.アレルギー物質を含む食品表示に関して
47   12.保育園・幼稚園・学校での対応について
48   おわりに
・・・国立相模原病院臨床研究センター病態総合研究部長 小児科医長 
      海老澤 元宏 
 食物アレルギーの原因・病態・診断・治療・予後に関して解説してきました。
小児期の食物アレルギーは1歳前に発症し、原因アレルゲンとして卵・牛乳・小麦・大豆が多く認められますが、最近では、ピーナッツ・ゴマ・魚なども認められます。食物アレルギーは乳児期に発症したものは自然寛解していく例が多く、一般的に大豆・小麦・牛乳・卵の順で良くなっていきます。ですから1歳を過ぎたら専門医師の指導のもと血液検査・皮膚テストなどを参考にしながら食物除去の見直しを6が月ごとぐらいに行なっていきます。食物アレルギーの診断方法として1gE抗体の検査や食物除去試験・食物負荷試験があり、年齢と適応を考えて行なってきます。しかし、そば・ピーナッツ・果物などのアレルゲンで幼児・学童・成人で発症した食物アレルギーは治りにくいといわれています。食物アレルギーの患者さんの増加に伴い、食物アレルギーによる事故を未然に防ぐように「アレルギー物質を含む食品の表示」を正確に行なわれるように厚生労働省も対応を進めています。本書が食物アレルギーに関する正しい理解、対応の参考にして頂ければ幸いです。

    <実験資料編> (国立相模原病院栄養管理室 提供)
49   各種アレルゲン代替食品
51   各種アレルゲン除去食と代用食
53   市販のベビーフード一覧
55   手作り簡単レシピ





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