セミナー詳細
本セミナーでは、2023年発表の10,000人以上のLGBTQ当事者を対象とした大規模調査(※)や、20,000人超の教員、LGBTQの子を持つ親など、様々な立場の人への豊富な調査を元に、LGBTQが置かれている現状について学ぶことができます。また、講師の日高教授は、こうした大規模調査だけでなく、実際に当事者やその周囲の人々との交流も盛んに行っており、教科書に載っていることや数字だけからでは分からない、より現実に即したLGBTQの悩みや苦しみについてもお話しいただきます。
多くの自治体でのパートナーシップ制度の導入や、LGBTQ理解増進法の施行など、表面上では次々とLGBTQを取り巻く環境の改善が進んでいます。しかし、まだまだすべての人が、自分らしい生き方をできているとは言い切れないのが現状です。ぜひ本セミナーで、“本当の支援”のためのヒントを探してみてください。
※宝塚大学看護学部日高教授 第3回LGBTQ当事者の意識調査(ライフネット生命委託調査)
【プログラム】
10:30~11:30 講義① 性の多様性の考え方 教育現場や医療機関などですぐに実施可能な取組とは?
12:30~13:30 講義② LGBTQ に関する世界の動き・国の動き・地域の動き
13:45~14:45 講義③ LGBTQ のライフイベントの現状
15:00~16:00 講義④ 『LGBTQ の子を持つ親の心情やニーズに関する調査』をひも解く
※プログラムは変更となる場合がございます。
開催要項URL
https://www.jfpa.or.jp/seminar/2025jislgbtq.pdf
カテゴリー
SRHR、母子保健、思春期保健、性教育、保健指導全般、単位取得
対象資格
保健師、助産師、看護師、養護教諭、教員、医師、ソーシャルワーカー、薬剤師、病院事務職員、人事担当者、行政機関職員、人権擁護委員などの性の多様性の課題に取り組むすべての方 ※受講に必要な資格はありません。
申込受付期限
2025年11月20日(木)
会場住所
宝塚大学 東京新宿キャンパス3 階 305 室(東京都新宿区西新宿 7 丁目 11 番 1 号)
講師名
日高 庸晴(宝塚大学看護学部 教授)
講師プロフィール
京都大学大学院医学研究科で博士号(社会健康医学)取得。カリフォルニア大学サンフランシスコ校医学部エイズ予防研究センター研究員、公益財団法人エイズ予防財団リサーチレジデントなどを経て現職。省庁や行政機関から一般企業まで、あらゆる領域にて性的指向と性自認の多様性に係る理解推進・啓発事業に従事している。
【後援】(予定)
公益社団法人日本看護協会/公益社団法人日本助産師会/東京都教育委員会
【主催・問合せ】 一般社団法人日本家族計画協会 (東京都渋谷区幡ヶ谷1-34-14 宝ビル7F)
TEL:03-6407-8971(平日 9:00~17:00)/FAX:03-6407-8972