少年写真新聞社

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『写真で学ぶ英単語』を使って子どもの遊び心を引き出す

小学校英語専科教員

写真が引き出す子どものリアル

「先生、この写真の人たち、みんなすごいね。バスケとかうまいね!」と感動している子どもにもう一人の子どもが、「この人たちもうまいけどさ、写真をとってる人もすごいんだよ!うちのお父さんは超下手だもん。家族写真はいっつも誰かがはみ出てるし、僕のサッカーの試合中の写真なんか、どこに誰がいるのかわかんないんだよ」と授業が終わると写真のカードを見て自分と重ねて話をしてくれる子どもたち。英単語を練習するよりも先にFridayの金の塊の写真に「うぉーーー〜〜!!」と驚き、Sundayの太陽の写真に、習ったばかりの“Beautiful!”を連発してくれる子どもたちの心の美しさを垣間見させてくれる教材です。
イラストではない写真の良さは、”What do you want to be?” を子どもと学んだときにも、“What animal do you like?”を学ぶために動物のカードを使ったときも同じことを感じました。イラストは概念で総称のようなものです。でも写真ははっきりと現実なのです。子どもの発達段階に合わせてイラストと写真を組み合わせて使っていますが、小学校段階においてはどの学年も圧倒的に写真の方が大好きです。パソコンで写真をフラッシュすると、子どもたちの中にあるリアルと結びつきやすいのでしょうか、 前のめりになって発音してくれます。

私のおすすめするActivityを紹介!

Activity その1  「リバースゲーム」
① A4サイズに印刷し、ラミネートをかけたカードを床に1列に並べる (教師はあらかじめ、その日に学ばせたいテーマを決めておく)
② 子どもたちを3人〜4人のグループにわけ、カードを並べた端にそれぞれ待機させる (グループの中で順番を決めておく)
③ “Ready? Go!”の掛け声と同時にそれぞれのグループの子ども一人がカードの単語を言いながらカードの列の中央へ向かっていく。 
④ 出会ったところで “Rock, Scissors, Paper! 1,2,3!”
⑤ ジャンケンに負けてしまったら自分のグループの列の最後尾に並ぶ。勝った人は続行してカードを読み上げていく 
⑥ 向こうの端までたどり着けたら、勝ち!
*1 なかなか決着がつかないときの方が多いです。タイマーなどであらかじめ時間を設定しておくのもいいかもしれません。3分ぐらいがちょうどいいかもしれません。
*2 列を複数つくっておいて、どんどん違う列にチャレンジさせたり、スタート位置を交換したりして、たくさんのカードに触れる機会をつくっています。

Activity その2  「カテゴライズゲーム」
① 子どもたちを3人〜4人のグループに分け、机をグループにする(グループの中で順番を決めておく)
② 小さめサイズに印刷したカード(名刺大〜B6位まで)を、グループにした机上にランダムに並べる 
③ それぞれのグループでカードを広げ、グループ全員で机上のカードの単語を発音しながらどんな言葉があるかを確認する。
④ 机上にあるカードの仲間分けをしていく ex) This is an eraser. It’ in “stationery”.
⑤ もともとグループの数のテーマを用意してシャッフルしてランダムにカードが置かれているので、グループで相談して、どのテーマで自分たちはカードを集めるのかを相談する
⑥ 自分たちが集めると決めたテーマのカードを探しに行きます。Do you have stationery card? / Oh! You have a card of pencil. Can you exchange this card? / I need this card. What card do you want? /I want this card. Give me it. などの表現を使い、欲しいカードを見つけたら交渉します。もちろん英語しか使えません。日本語を使用してしまったらその場で1〜60(これは教師が決めてください。私は時間の言い方を学ばせていたのでそのときは60までにしました)までカウントしなくてはいけません。ペナルティタイムです。
*1 タイマーなどであらかじめ時間を設定しておきます。
*2 学年やクラスによっては①〜④の活動だけでもOKです

  
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